第27回参議院議員選挙を前に、投票を呼びかけた藤田ニコルさんが炎上しています。
この記事では、藤田ニコルさんが選挙の投票を呼びかけで炎上した理由と背景を一緒に見ていきましょう。
この記事でわかること
- 藤田ニコルさんの選挙呼びかけがなぜ炎上したのか
- 炎上の4つの理由
- 浮動票や若者票が嫌がられる背景
- 藤田ニコルさんの影響力と反応
藤田ニコル選挙で炎上!理由4つ!
第27回参議院議員通常選挙に向けて、選挙活動が盛り上がっています。
ですが、この投稿が一部で炎上。
その理由を4つに分けて解説していきます!
- “政治的圧力”と受け取られた?
- 芸能人の政治発言はタブー?
- 言い方が上から目線に聞こえた
- 若者票が増えると困る人も?
ひとつずつ見ていきましょう。
①“政治的圧力”と受け取られた?
藤田ニコルさんの投稿は特定の候補者や政党を推しているわけではありませんでしたが、

投票行きましょう
という呼びかけそのものが“政治的な誘導”と受け取られることがあるようです。
特に影響力の大きい芸能人が発信すると、「ファンに思想を押しつけているように感じる」といった批判が出やすくなるようです。
有名人からの「投票を呼び掛ける声」を同調圧力と受け取る方も一定数いるようです。
YouTuberヒカルさんさんの呼びかけ全文
包み隠さず言いますと、僕は選挙に行ったことがありません。 投票の権利を持ちながらそれを一切使わずに生きてきました。 どうせ意味ないだろう どうせ変わらないだろう どうせ俺の一票に価値はないだろう と無関係を決め込んできましたが、 僕はこんな政治に無関心にも関わらず、なまじ影響力とやらを持ってしまっています。 視聴者の声が日々届く中で 今最も多いのは、 選挙にいけ!と呼びかけてほしい という声です。 僕のような政治に関心の弱い人間に言われても 刺さらないかもしれないですが 逆を言えば同じような価値観の人に刺さる言葉になるかもしれないと思い言わせてください 選挙に行きませんか? 日本の未来に少しでも関わりを持ちませんか? 僕は無関心をやめることにしました。 それが僕の中では大きな最初の一歩です。 こうして政治について発信すると、ごちゃごちゃ言われたりエンタメで生きている身としてはメリットはほぼなくむしろデメリットが多いので僕は無関心を決め込んでいました。 それをやめます。 僕の視聴者の中で同じように無関心を決め込んでいた方は僕と同じタイミングで少し変わってみませんか? 投票に行きましょう。 これからの未来を変えるのは僕たちになっていかなければならないと思います。 生意気なことをすみません。 でも僕は少しだけ動いてみます。 #投票いこうぜ
引用元:X
②芸能人の政治発言はタブー?
芸能界では、政治や宗教に関する発言は「炎上リスクが高い」として避けられる傾向があります。
藤田ニコルさんも過去に

怖くて削除しちゃったことある
と語っていました。
そのため、今回の発言も「芸能人が軽々しく政治に触れるべきじゃない」という一部の反発を招いてしまったようです。
ただ、アメリカ合衆国の大統領選挙では著名人(セレブ)が政治的発言や特定候補への支持を公に公表することは珍しくなく、むしろ一種の「文化」として根付いているようです。
例を挙げると
- テイラー・スウィフト:2018年から政治発言を開始。民主党支持。バイデン応援。若者の投票促進に影響大。
- レオナルド・ディカプリオ:環境問題に注力。民主党寄り。気候変動対策を政治的にも強く訴える。
- ジョージ・クルーニー:リベラル派。民主党支援の資金集めに積極的。人権・難民問題にも関心。
- カニエ・ウエスト:一時トランプ支持。2020年に大統領選出馬。保守的・独自路線で物議を醸す。
このように、日本人が知っているような著名人が、政治的発言を大々的にされているのは、日本との文化の違いを感じざるを得ませんね。
③言い方が上から目線に聞こえた

忙しいから行かないは理由にならない

時間は自分で作るもの
などの言葉は、励ましの意図であっても、受け取り方によっては“説教っぽい”と感じる人もいます。
SNSは特に文脈が伝わりにくい場なので、言葉選びの難しさを感じさせられますね。
④若者票が増えると困る人も?
実は、選挙で“投票率が上がる”こと自体を快く思わない層が一定数存在します。
特に浮動票(毎回支持する政党が変わる人の票)や若者票が動くと、予想が大きく崩れるため、選挙を安定して勝ってきた既存勢力には不利になる可能性があるからです。
藤田ニコルさんのように若年層に強く影響を与える人物が選挙参加を呼びかけると、それを歓迎しない立場の人たちが「炎上」という形で反応することもあるのかもしれませんね。
特に、藤田ニコルさんのファン層は10代~20代女性が中心といわれています。
藤田ニコル選挙で炎上!投票呼びかけで影響力はある⁈
それでも、藤田ニコルさんの発信は確実に影響力があります。
投票を呼び掛けたXのポストも、2025年7月17日の段階で24万いいねを獲得していて、影響力の強さがわかりますね。
藤田ニコルさんは今回の炎上を受け、18歳の頃から選挙に行っていることを発信されています。
実際、

選挙に行ってきたよ!

にこるん見て私も行ってきた
など、ポジティブな反応もたくさん見られました。
炎上と称される反応の一部は、影響力の裏返しなのかもしれませんね。
炎上の背景にはさまざまな見方がありますが、それだけ社会の中で「誰が何を発信するか」が注目されているということでもあります。
今回の件をきっかけに、「選挙」「投票」や「政治」が少しでも身近なものとして感じられたらうれしいですね。

