船酔い対策になるツボがあるって本当?予防法や治し方も徹底解説

船酔い対策になるツボがあるって本当?予防法や治し方も徹底解説

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船に乗るとすぐに気分が悪くなったり、せっかくの釣りや旅行を楽しめなかった経験はありませんか?そんなときに気になるのが、道具も薬もいらず、手首などを押すだけでできる手軽なツボ押しです。

この記事では、船酔い対策のツボの場所や押し方、乗る前の予防法や酔ってしまったときの対処法までわかりやすく紹介していきます。

目次

船酔い対策になるツボは本当にあるの?

手首の内側にある「内関(ないかん)」などが、昔から乗り物酔いに効くツボとして知られています。海外の研究では、視覚的に酔いを起こす実験で、内関を押したグループの吐き気が少なかったという報告もあるのです。

一方で、ツボではない場所を押した場合と差がなかったという研究もあり、効果についての結果はまだ確かではありません。そのため、ツボは酔い止め薬や生活面の予防法と組み合わせて使う、補助的な船酔い対策と考えるのがおすすめです。押すだけならお金もかからず、大人も子供もすぐに試せるのがうれしいポイントですね。

「内関」の見つけ方と押し方

内関は、手のひらを上に向けたとき、手首のしわの中央から指3本分ひじ側に進んだところ。手首を軽く曲げると浮き出る2本の腱の間にあり、押すとズーンと響く感覚があれば正しい位置です。押すときは反対の手の親指をツボに当て、残りの4本の指で手首をはさむようにすると力が入れやすくなります。

3〜5秒ほどかけてゆっくり押して離す動きを、左右の手首で数回ずつくり返しましょう。内関は左右どちらの手首にもあるので、痛気持ちいいと感じるくらいの強さを目安にすると、船の上でも無理なく続けられるはずです。

そもそも船酔いはなぜ起こる?

船酔いの主な原因は、目から入る情報と耳の奥にある三半規管が感じる揺れの情報がズレることです。船上で手元を見ていると目は「止まっている」と判断しますが体は揺れを感じ続け、脳が混乱して自律神経が乱れることで船酔いが起こるといわれています。

さらに、前日の寝不足や疲れ、空腹や食べすぎといった体調面も、酔いやすさを大きく左右するのです。つまり、ツボを押すだけでなく、乗る前から睡眠や食事で体調を整えておくことも、船酔いを防ぐうえで欠かせないポイントになります。

船酔い対策になるとされているツボ

乗り物酔いに効くとされるツボは、手首だけでなく足や耳の後ろなど体のあちこちにあります。船酔い対策のツボとして代表的な4つを、場所と期待される働きに分けて一覧にまとめました。

ツボ場所期待される働き
内関(ないかん)手首の内側のしわから指3本分ひじ側、2本の腱の間吐き気や胃の不快感をやわらげる
外関(がいかん)内関のちょうど裏側(手の甲側)自律神経を整える
築賓(ちくひん)内くるぶしからひざ方向へ指6本分スッキリ整える
翳風(えいふう)耳たぶの裏のくぼみ平衡感覚を整え、酔いを予防する

どれも座ったままで押しやすい場所にあるので、気になるものから気軽に試してみてください。

ツボを押すタイミングと注意点

ツボ押しは酔ってからだけではなく、船に乗る30分ほど前から刺激しておくのが効果的とされています。乗船したあとも、揺れが気になり始めたタイミングでこまめに押しておくと、酔いへの不安がやわらいで安心です。

ただし、強く押しすぎると皮膚や筋肉を痛めるおそれがあるので、力加減には十分気をつけてください。ケガや炎症のある場所は避け、食事をとった直後の刺激もできるだけ控えるようにしましょう。内関を押し続けてくれるリストバンドタイプのグッズも市販されているので、竿を持って両手がふさがる釣りの最中にも便利です。

前日からできる船酔いの予防法

ツボの効果をしっかり活かすためには、船に乗る前の体調づくりがとても大切になります。前日の夜から当日の朝にかけて、次の5つのポイントを意識しながら過ごしておきましょう。

  • 前日は夜更かしせず、十分な睡眠をとる
  • 前日のお酒は控えめにする
  • 空腹や満腹を避け、消化のよいものを軽く食べる
  • ベルトや下着など、体を締めつけない服装を選ぶ
  • 酔い止め薬は乗船の30~1時間前に飲んでおく

酔い止め薬には眠くなる成分を含むものもあるため、飲むタイミングや量は製品の表示に従うようにしてください。

船に乗ってからの過ごし方

船の中では、揺れの少ない中央付近で、なるべく低い階の場所を選んで座るのが基本です。船は中央を支点に前後へ揺れるため、中央に近いほど体に伝わる動きが小さくなります。船首(へさき)は上下の揺れが大きくなりやすいので、酔いやすい人はなるべく避けておきましょう。

視線を遠くの水平線や動かない景色に向けると、目と三半規管の情報がそろいやすくなります。反対に、スマホや本など手元を見続けると感覚のズレが大きくなるため、乗船中はなるべく控えるとよいです。

船酔いしてしまったときの対処法

しっかり予防していても波が高い日や体調がすぐれない日などは、どうしても酔ってしまうことがあります。そんなときは「我慢すれば治る」と無理をせず、早めに体を休めることを意識してみてください。船酔いは陸に上がって揺れがおさまれば、多くの場合は自然と落ち着いていくものです。

気分の悪さがひどくなる前に動けるよう、小さな違和感があった時点で対処を始めておきましょう。スタッフに声をかければ横になれる場所や休みやすい場所を教えてもらえることもあり、一緒に乗っている家族や友人、周りの人を頼るのもひとつの方法です。

船酔いの応急ケア

酔ってしまったらまずはデッキに出て外の風に当たり、遠くの景色を眺めて気持ちを落ち着かせましょう。景色を見るのもつらいときは目を閉じて横になり、視覚からの刺激を減らすのが効果的で、ベルトをゆるめたり襟元のボタンを外したりして、体の締めつけをやわらげます。

吐き気が強い場合は我慢せずに吐いてしまい、そのあと水で口をゆすぐと気分がすっきりします。少し落ち着いてきたら、内関や築賓をやさしく押しながら、ゆっくり深呼吸するのもおすすめです。

まとめ

船酔い対策になるツボとしては手首の内関が有名で、外関や築賓・翳風と組み合わせて押すのもおすすめです。ただし、研究結果はまだ一致していないため、睡眠や食事・酔い止め薬・座る場所選びといった予防法と合わせて取り入れましょう。しっかり準備を整えて、釣りやクルーズなどの船の上で過ごす時間を思いきり楽しんでくださいね。

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