2025年4月13日に開幕した大阪・関西万博(大阪万博)は、世界的イベントとして注目を集めていますが、会場内でのコスプレがSNS上で大きな議論を呼んでいます。
特に、漫画『ダンジョン飯』のキャラクター「マルシル」のコスプレで入場したコスプレイヤー、鹿乃つのさんがプチ炎上するなど、コスプレに対する賛否両論が飛び交っています。
大阪万博でのコスプレをめぐる背景、ルール、炎上の経緯、そして賛否の声をまとめました。
【大阪万博】コスプレが炎上!公式ルールを確認!
画像引用元:大阪万博
大阪万博でのコスプレが炎上するなど、物議をかもしています。
コスプレ界隈の炎上は過去にも度々起きており、その度に賛否両論飛び交う事態に。
【大阪万博】コスプレはOK?
大阪万博でコスプレをしてもOKなのでしょうか。
今一度大阪万博の公式ルールを確認してみましょう。
ただし、以下のルールが設けられています。
持込禁止物に該当しないものであれば、装着しての入場は可能です。
但し、会場内の公序良俗に反する服装や平穏を乱す行為は禁止です。
コスプレ・仮装のための着替え場所はありません。トイレでの着替えは、他の来場者の使用に際して迷惑となる場合がありますので禁止です。
他の来場者の迷惑となるような写真撮影行為は禁止です。
他の来場者に迷惑となるおそれがあるもの、不安感や恐怖感を与えるものは入場をお断りする場合があります。
顔全体を覆うマスクなど、顔の大半が見えなくなるもの(医療目的で必要なもの等を除く)は、入場をお断りする場合があります。また、安全上の理由から取り外しをお願いする場合があります。引用元:大阪万博
持ち込み禁止物に該当しない衣装であれば、コスプレ・仮装での入場が可能ということが公式がら発表されています。
ただし禁止事項もあり、コスプレに関する規定はあるようです。
禁止事項
- 公序良俗に反する服装や平穏を乱す行為。
- トイレでの着替え(他の来場者の迷惑になるため)。
- 他の来場者に迷惑となる写真撮影。
- 不安感や恐怖感を与える衣装(例:顔全体を覆うマスクなど)は入場拒否や取り外しを求められる場合がある。
また、コスプレ専用の着替え場所や撮影エリアは用意されておらず、来場者は事前に衣装を着て入場する必要があります。
公式サイトによると、これらのルールは「多様性」をテーマとする万博の精神に沿い、自由な表現を尊重する一方で、他の来場者への配慮や安全性を重視しています。
【大阪万博】コスプレ炎上の理由は鹿乃つの「マルシル」コスプレ
画像引用元:コミックナタリー
議論の中心となったのは、コスプレイヤーの鹿乃つのさんによる『ダンジョン飯』のマルシルコスプレです。
鹿乃つのさんはXで2万人のフォロワーを持ち、コスプレ界隈で一定の知名度がある人物です。
万博のコスプレルールに則り、マルシルの衣装で入場し、その様子をXに投稿しました。
しかし、これが一部のユーザーから批判を浴び、プチ炎上状態に。
なぜ炎上してしまったのでしょうか。
大阪万博にコスプレで行ったことで炎上してしまった理由を調査しました。
「承認欲求の押し付け」批判
鹿乃さんが万博という公共の場で目立つコスプレをし、SNSに投稿したことを「承認欲求の塊」「自己顕示欲の押し付け」と非難する声があるようです。
鹿乃つのさんのコスプレを擁護するコスプレ界隈の方に反発する声も。
場違い感への不満
万博はコスプレイベントではなく、国際的な文化交流の場。
キャラクターコスプレが「場違い」と感じる人がいるようです。
ルールの曖昧さへの懸念
コスプレルールが緩いため、今後マナーを守らないコスプレイヤーが増え、会場全体の秩序が乱れるとの懸念が生まれています。
鹿乃さんはこれに対し、

ルールを守って楽しんでいるのに、なぜ批判されるのか
と反論。
自身のnoteで、万博でのコスプレの注意点や楽しさを共有し、ルール遵守を呼びかけました。
【大阪万博】コスプレに賛否両論!
画像引用元:大阪万博
大阪万博でのコスプレに関しては賛否両論。
コスプレは万博を盛り上げるか、場を乱すか?ネット上で議論されています。
賛成派と反対派の意見をまとめました。
賛成派の意見:多様性と楽しさをプラス
コスプレを支持する声は、万博のテーマである「多様性」に合致し、会場を盛り上げる要素として賛成しています。
- 文化的表現としての評価
- ルール内での自由な表現
- スタッフの好意的な対応
鹿乃さんによると、会場スタッフはコスプレを歓迎する雰囲気で、キャラクターとの交流も楽しかったそうです。
反対派の意見:マナーと場との調和が課題
一方、反対派はコスプレが万博の目的や雰囲気にそぐわないと主張しています。
- 場違い感
- マナー違反の懸念
- 運営の準備不足

更衣室が用意されなくて撮影エリア設けてない時点で許容はするけど歓迎ではない?
【大阪万博】コスプレ炎上で見えてきた課題と可能性は?
画像引用元:Impress watch
鹿乃つのさんが大阪万博にコスプレ姿で訪れたことで炎上。
これについて賛否の声を見てきました。
まだまだ続く大阪万博。
大阪万博とコスプレ界隈の課題や可能性についてまとめました。
課題:ルール周知とマナー徹底
コスプレが万博の魅力となるためには、以下の課題解決が必要と言われています。
可能性:多様性と文化交流のシンボル
その一方で、コスプレは万博の「多様性」を体現する要素として、可能性も秘めています。
大阪万博でのコスプレをめぐる議論は、自由な表現と公共の場での調和という、現代社会の課題を映し出していると言われています。
鹿乃つのさんの炎上は、ルール内で楽しむコスプレイヤーと、それを「場違い」と感じる人々の価値観の衝突を示しました。賛成派はコスプレを多様性と文化の象徴と捉え、反対派はマナーや雰囲気の調和を重視していることがわかりました。
今後、コスプレが万博の魅力を高めるためには、運営のルール整備とコスプレイヤーのマナー向上が欠かせませんね。
